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コミュニティー - 2008年7月06日

「世界若者の日」に金を使いすぎ

カソリック聖職者がNSW州政府批判
 7月15日より、バチカンから法王、世界中から若いカソリック信者が集まる「世界若者の日」がシドニーのランドウィック競馬場で開かれるが、NSW州政府は、ランドウィック競馬場を「世界若者の日」主催者に貸し出し、代わりに競馬場を使っていたレースや厩舎の臨時移転費として巨額の税金を補償した。また、期間中市内ハイドパークも同イベントの専用となる他、法王が海から上陸する舞台設定でも州政府が大幅な便宜を与えたり、イベント中のハーバーブリッジ交通止めや市内の交通規制もすべて臨時に変更する。その上、同イベントに反対する市民を取り締まるために警察官に特別な権限を与えるという措置も発表した。州政府の措置には、すでに相次ぐ失政で支持率の落ちているモリス・イエマ州政権に州民の間から苦情の声が高まっている。
 7月6日州政府対州民の対立で間に立たされていたカソリックからも、単独ながら聖職者が同イベントで消費される額の大きさを、「教会にとって恥ずかしいスキャンダルだ」と批判する声が上がった。ピーター・コンフェッギ神父がフェアファクス系紙に、「私が務めているシドニー西部のマウント・ドルイット地域は、シドニー首都圏でももっとも社会的不利益を受けている地域だが、このイベントで使う金をこの地域の住民の福祉に充てることができる。あるいは全国12万人のホームレスの人たちの救済に充てることもできる。イベントで巨額の金を浪費しながら、そのイベントで教えられる精神とは何なのか? このイベントを『右翼カソリシズム』と警戒する信者が大勢いることも確かだ」と語っている。5日間のイベントのために1億3,000万ドルが使われると見積もられており、そのうち州政府は8,600万ドル、連邦政府が2,000万ドルを負担、残りを教会が負担することになっており、合計1億600万ドルが国民・州民の負担になる。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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