ダウナー元外相政界引退
国連特別使節としてキプロスに
7月1日、元自由党党首で、ジョン・ハワード前政権では外相を務めたSA州メイヨー選挙区選出のアレグザンダー・ダウナー氏(56)が政界引退の意図を明らかにした。議会での公式発表は今週末になると見られている。
引退後は、国連特別使節として、地中海の島キプロス共和国のギリシア系とトルコ系住民の和平仲介にあたる予定。キプロス島の人口はギリシア系とトルコ系とから構成されているが、ギリシア人の間にはトルコのオスマン帝国に支配迫害された歴史から今でもトルコ人との民族対立感情が強く、1960年に島がイギリス領から独立した直後から島で双方が殺し合う凄惨な対立を繰り返してきており、非常に難しい紛争地域になっている。
2代目政治家のダウナー氏は1984年に政界入りして以来安定地盤を確保してきた。党首から降格されるまでの時期はしばしばその挙動が幼いとして揶揄の対象になったが、ハワード前連邦首相の下では大きな失策もなく職務を続けた。2008年末にはメイヨー選挙区の補欠選挙が行われることになる。
6月30日には、ケビン・ラッド連邦首相のスポークスマンが、「首相は潘基文国連事務総長と25分にわたって電話で話し合い、ジンバブエ問題とダウナー氏の国連特別使節就任を話題にした」と発表した。また、首相は、ダウナー氏に新任務就任を祝福するとともに、国連事務総長には、「ダウナー氏特別使節就任は新政権の全面的な支持を受けている」と伝えた。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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