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司法 - 2008年7月16日

NSW州最長刑期服役者、80歳で亡くなる

56年のロング・ベイ暮らし
 シドニー南部のロング・ベイ刑務所は一部には「カレッジ」のあだ名もあり、ここを出入りする度にチンピラから筋金入りの犯罪者になっていくといわれる。シドニーの世間をにぎわせた有名犯罪者の何人かがここに住んでいる。
 2度の事件で4人を殺害したエリック・トーマス・ターナー(80)は、その人生の56年を獄中で暮らした後、7月14日、この刑務所の病院で肺ガンで亡くなった。
 ターナーは、1948年、20歳の時に15歳のガールフレンドを殺害、さらにガールフレンドの父親も斧で殴り殺した。2人の殺害で死刑を宣告されたが、これがNSW州最後の死刑宣告となった。しかし、ターナー受刑者は、州政府が公式に死刑停止を決定したため、終身刑に減刑され、1970年には出所した。しかし、わずか3年を社会で暮らしただけで、1973年に妻の母を刺殺、さらに祖母を助けようとした11歳の妻の息子も殺した。同年、再び終身刑を宣告されたが、後に20年間仮釈放なしという条件が加わった。
 20年が過ぎ、1993年に仮釈放申請が可能になったが、ターナー受刑者は申請しないまま14年を獄中で過ごし、2007年に仮釈放を申請、却下されている。
 NSW州法務省矯正局のスポークスマンがフェアファクス系紙に語ったところによれば、NSW州の刑務所で56年間の刑期服役は最長記録とのこと。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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