4人に1人が住宅ローン返済困難を予想
華やかな「不動産ブーム」今いずこ
少し前まで、大都市の新聞は毎日のように住宅不動産の値上がりと好景気を結びつけて報道していた。それも今は昔。日本のようにバブルが大きな音を立てて破裂しなかったものの、徐々にしぼみ始めており、「このままでは持ち家がはかない夢になる」とブーム末期に無理をして住宅を購入し、今、住宅ローンを整理するために購入価格以下で手放す人も増えている。
7月22日付けで住宅ローン保証会社ジェンワース・ファイナンシャル社が調査、発表した「モーゲッジ・トレンズ・レポート」によると、回答者の27%が、来年には少なくとも何か月かはローン返済と家計のやりくりで苦労することになるだろうと予想している。この回答は2006年には回答者の15%、2007年には18%だったからここにきて急増したことになる。
また、かつてはローン契約者の最大の不安は失業や疾病など個人的事情だったが、現在では高利率を最大の不安要因に挙げる人が増えており、2007年には26%だったものが、今年は44%になった。ジェンワース社では、「通常、滞納は失業や疾病など個人にとって大きな事件がきっかけになるものだが、ローン契約者の経済がすでに能力いっぱいまで押し詰められており、ごくささいなきっかけで滞納に陥る可能性が大きくなっている」と分析している。現在、連邦銀行の政策金利は7.25%だが、民間住宅ローンの平均利率は9.6%になっている。同社は、2006年11月以来、ハードシップ・ソリューションズ・プログラムで1,800件のローン返済支援を行ってきた。また、不動産を持たない回答者の46%が「持ち家が夢」としながらも、経済的に住宅購入可能と考えているのはわずか15%だった。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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