シドニー第2国際空港問題再燃
ニューカッスルも候補地に
航空燃料コスト高騰で複数の航空会社が減便や路線停止、人員整理を発表している折、NSW州政府と連邦政府は、以前から何度も議論されては立ち消えになっていたシドニー第2国際空港問題を再燃させている。
7月18日、モリス・イエマNSW州首相は、「シドニーには第2国際空港が必要。いくつか候補地を検討したが、ニューカッスルにあるウィリアムタウン空軍基地のニューカッスル空港が有望。ニューカッスルはハンター・バレー上流地域や北部海岸地帯などの観光地を控えており、その地域の観光振興にも大きく役立つはず。ウィリアムタウンの空港は最近大きく成長しており、ジェットスターもメンテナンス基地として使っている。国際空港化で空軍基地が追い出されることもない」と語った。しかし、6月にマイケル・コスタ州財務大臣が、「ニューカッスル国際空港化には難問が多すぎる」と否定的な発言をしたばかり。また、州議会野党も、シドニー・ニューカッスル間の陸路交通が不備だとして、同案に否定的。
一方、シドニー市内西部を選挙区に持ち、長年第2国際空港案を支持してきたアンソニー・アルバニーズ社会基盤運輸大臣は、「現在のシドニー国際空港の門限と離着陸数制限という問題と、2020年までさらに航空業界が成長するという見通しを考え合わせれば、第2国際空港が必要なのは明らか」と語っているが、「立地は拙速で決めるべきことではない」として、ニューカッスル案に否定的な考えをほのめかした。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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