豪国民の半数が「定義上肥満」
アメリカを抜いて世界第一位に
6月19日、べーカーIDI心臓糖尿病研究所心臓病予防学のサイモン・スチュアート教授らが、オーストラリア国民の肥満度の新しい研究結果を発表した。
報告書によると、オーストラリアの肥満問題は極端に過小評価されており、現実には国民の半数の900万人が公式定義による「肥満体」だとしている。また、オーストラリアは、世界でもっとも肥満が多いと見られていたアメリカを上回り世界第一位の体重超過国家だとしている。教授らは、肥満打開策として、ジム入会費割引や肥満度指数(BMI)が特定値を超える人の外科手術を拒否するなど極端な手段も考えられるとしており、「このような案は論議を呼ぶことと思うが、これは決して国民のごく一部ということではない。体重超過や肥満は国民のかなりの部分を占めており、肥満を減らすためには激烈な手段もやむをえない」と述べている。
この報告書は、連邦政府の「肥満調査委員会」に先立って発表されたもので、2005年に14,000人のオーストラリア国民成人を対象に身長と体重を調査して割り出したもので、1999年に実施されたAusDiab調査以来最大の総合的肥満調査になる。同教授は、「これまで、古いデータと自己申告調査に基づいて、成人肥満を700万人程度と推定していたが、現実には900万人にのぼることが分かった」としている。「Australia's Future Fat Bomb」と表題された報告書では、中年人口が肥満をリードしており、45歳から64歳までの男性の70%、女性の60%がBMIで「肥満」とされる25以上を示している。この肥満人口だけでも今後20年間に70万人の「心疾患関連」入院があり、12万5,000人が死亡すると想定している。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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