バージン・ブルー社障害者乗客条件訴訟
法廷、「訴訟は公共の利害」と訴訟継続
2006年、障害者旅客受け入れの基準を決めたバージン・ブルー社の「単独旅行規準(ITC)」に対して、障害者団体連合のモーリス・コーコラン会長らが厳しく批判し、その後乗客として同社路線で旅行しようとしたトム・ファーガソン氏が、同社を相手取って、連邦裁判所に起こした訴訟は、コーコラン氏も原告に加わった。法廷に提出された原告陳述書は、「ITCは、酸素マスクに手を届かせる、救命ジャケットを着用する、シートベルトを締める、安全指示を理解するなどができない旅客は付き添いの同乗が必要としており、コーコラン氏もファーガソン氏もITC条件に適合できない。そのため、バージン・ブルー社は、ITCを実施適用することで、直接間接に原告を差別している」と述べている。
陳述書を審査したアナベル・ベネット判事は、「ファーガソン氏に対しては$15,000、コーコラン氏に対しては$40,000を超える判決を下すことを禁じる」決定を下し、原告が裁判で懲罰的に莫大な債務を負わないことを保証した。両原告は、「個人が負けた場合に莫大な弁済義務を負う見通しが訴訟継続を妨げている」と主張しており、同判事はそれを認めたもので、「当訴訟は公共の利害」とその理由を示し、「障害者が、介護者同伴という経済的負担をこうむらずに、オーストラリアの大手営利航空会社バージン社の飛行機で旅することができるということは、原告の個人的利害を超えた公共の利害に関わる問題」と述べた。
ベネット判事は、「バージン社は、もしITCを実施することができなければ、同社の経営者も職員も、処罰や民事訴訟の対象になる可能性が生まれる。そのため、職員、乗客の安全が損なわれるとしている」として、訴訟継続を決定した。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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