イエマ州首相、ついに大臣を職務停止に
四面楚歌のデラ・ボスカ教育相
6月13日午後、モリス・イエマ州首相は、「イグアナ・ナイトクラブ事件に関して警察の捜査が済むまで、ジョン・デラ・ボスカ教育相の職務を停止する」と発表した。6月6日、同教育相と妻のベリンダ・ニール連邦議員が、シドニー北方のゴスフォードにあるイグアナ・ナイトクラブで従業員と口論したことは先の報道の通りだが、対立する法定宣誓証言に警察の捜査が入り、刑事事件に発展する可能性が生まれ、しかも首相が教育相擁護の根拠としたナイトクラブ・オーナーの「謝罪文書」が教育相の自筆だったことが本人の口から明かされるに至って、デラ・ボスカ教育相に対して、「謝罪文書が書かれた状況を明らかにするよう」要求し、「警察が捜査の結果を提出するまで教育相の職務を停止する」と記者会見で声明を出した。
ただし、イエマ首相は、「この処分は、デラ・ボスカ教育相が嘘をついたということでもなく、また予断を持つものでもない。謝罪文書を無効とする証拠もまだ見ていない。デラ・ボスカ氏が謝罪文書にどのように関わったのか詳細を明らかにするよう求めた」と語っている。
さらに20年を超える政治活動で行動を共にしてきた仲間を擁護、「教育相は、イグアナで起きたといわれるような口論に加わるような性格ではない。そのように攻撃的な振る舞いをするのを見たことがない。従業員との会話でも何も悪いことはしていないと証言している」と語った。当分、教育大臣の職務は、教育訓練をジョン・ハツィスターゴス法務長官が、労使関係問題担当をエリック・ローゼンダール道路大臣が代理する。
13日には、イエマ首相の「デラ・ボスカ」処遇を不満とし、このままで次期選挙で大幅に議席を失うと危惧した州労働党左派が首相すげ替えの計画を立てていると報道された。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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