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ビジネス - 2008年6月11日

NSW州政府、観光業界に賦活剤

4,000万ドル予算追加
 6月10日に発表されたオニール報告書は、観光業界を取り巻く規制やプラニング・プロセスの改革、シドニーをブランドとして売り出す、強力な田園地域のマーケティングを強調するなどの勧告案を盛り込んでいるが、マット・ブラウン州観光相は、この勧告案に基づいて観光業界を改革する手始めとして、3か月以内に観光戦略のブループリントを開発、州観光業界賦活剤として4,000万ドルを追加支出する。
 報告書はまた、国立公園など州資産を観光産業に活用すること、ニューカッスルに重要国際空港を建設することなどを含めた活性的な航空輸送政策の樹立なども勧告している。ブラウン大臣は、報告書で指摘された基幹部門を対象に業界との話し合いに基づいて戦略を開発していきたいとしている。ただし、3年間にわたって総額4,000万ドルを追加するのは、双方が新方針に同意した場合に限るとも述べ、「報告書から、NSW州の観光をプロモートする方法を改革する必要があることが明らかになった。政府はその改革を強力に推進するつもりだ。そのためには業界と強力なパートナーシップを確立したい」と語っている。
 観光業界、ビジネス界はこのブラウン大臣の発表を歓迎しており、観光運輸フォーラム(TTF)のクリストファー・ブラウン理事長は、「政府は、オリンピック後のスランプ期間を過ぎて、230億ドルの価値を持つ観光業界にもう一度本格的な政策を編成する気になったようだ」と語り、「今やらなければならないのは、NSW州をもう一度観光地図に復活させることだ」としている。一方、ブラウン大臣は、シドニーをブランドとしてプロモートすること、また、州の田園部の町がすべて観光メッカになるのではないと認めることが報告書の基調だとしている。NSW州ビジネス会議所では、「追加予算は、NSW州経済が、石油価格上昇や強力な豪ドルという問題で1歩先んじているためにも適切な第一歩といえる」としている。追加予算は、2008年度のツーリズムNSWへの4,370万ドルの他、2007年にイベンツNSW設立のために今後3年間で支払われる予定の8,500万ドルに上積みされる。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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