十代女性殺害未遂に最低20年の刑
殴打し、石油をかけ放火した男
2005年11月、マーケティング・コース学生ローレン・ハクスリーさん(当時18歳)を、シドニー西郊ノースミードのハクスリーさんの自宅で鉄製のファイブロ・カッターで何度も殴打した上、気を失った倒れているところに石油をかけ、家に火を放ったとして殺人未遂、放火などの容疑で裁判を受けていたロバート・ブラック・ファーマー(39)は、5月に陪審員が有罪を宣告していたが、6月13日、NSW州最高裁のピーター・ホール判事は、ファーマーに対し、最高24年6か月、最低20年の懲役を言い渡した。24年6か月は最高量刑の25年より半年短いだけ。
ハクスリーさんは、鉄製器具での殴打で頭蓋骨骨折、脳損傷の被害を受け、顔面にも大きく傷を受けていた。そのため、事件後繰り返し手術を受けてきた。これまでの審理を傍聴したことはないが、今日の刑言い渡しでは傍聴席に座り、終始顔を手に埋めていたが、量刑言い渡しの瞬間だけは顔を上げて前を見つめ、事件後初めて加害者を見つめた。
ホール判事は、判決文で、「これから社会に出て行こうとする若い女性を殴りつけ、ガレージの床に倒れているにもかかわらずさらに重い鉄製器具で何度も殴りつけた犯行は想像を超える凶悪犯罪だ」と非難した。 事件当時、火災現場に駆けつけた警察官は倒れている被害者に血の気が感じられなかったため、初めはマネキンだと思いこんだほどで、病院に運ばれても3週間は生命維持装置で生きながらえる状態だった。現場に残されていた足跡の他、現場からファーマーのDNAに一致する遺留品が発見され、本人否認のまま6週間の審理の後、陪審団が3時間の議論で有罪判定を下した。21歳になるハクスリーさんは、今も自分で食事を摂ることや着ることにも不自由しており、専門家は、「一生元に戻ることはないかもしれない」と証言している。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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