10歳の少女強姦事件の9人一転有罪
社会的反響を呼んだ寛刑判決破棄
QLD州最北部アウルカンのアボリジニ・コミュニティで10歳の少女を13歳から25歳までの9人の男が強姦した事件で、2007年10月、ケアンズ地裁のセーラ・ブラッドリー判事が、少女に合意があったとして被告9人のうち未成年の6人に事実上の無罪、17歳から25歳までの3人に執行猶予を言い渡した裁判は、少女がコミュニティに送り返され、毎日加害者と顔を合わせる状況になったため、政治家から一般国民まで異常な判決とする声がわき上がり、判決を不服としたQLD州法務長官が控訴していた。
6月13日、同州控訴審のポール・ド・ジャージー裁判長は、ブラッドリー判事の判決をすべて破棄し、判決に至る過程でいくつかの誤りがあり、誤審を招いたと判断、9人のうち3人に実刑、2人を少年院送りとした。QLD州では、政府の審査の結果、ヨーク半島の司法制度に問題ありと結論が出され、法律援護局のトニー・モイニハン弁護士を新検事長に任命したばかり。
ケリー・シャイン州法務長官は、「今日の控訴審判決は、当州の司法制度が機能していること、今日の判決で正義が行われたことを示している」と語った。しかし、アボリジニ・トーレス諸島人コミュニティ法律援護サービスでは、「厳しい判決に対して控訴を検討している」と語った。
一方、被告9人のうち、各6年の懲役を言い渡された年長者3人に対して逮捕状が出された。3人に保釈が認められるのは2010年6月13日以降となる。最年少被告は、2年の少年院、14歳の被告1人は3年の少年院服役を言い渡された。残り4人については、3年間の執行猶予とリハビリテーションが言い渡された。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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