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社会 - 2008年5月29日

ダーウィンのハンセン病療養所を記念館に

患者、医師、看護婦、尼僧の思い出に
 北部準州の首都ダーウィン市の南部にあるイースト・アーム・レプロサリウムは1955年から1982年まで多くのハンセン病患者が治療を受けた療養所だった。5月29日、北部準州政府はこの療養所跡を$56,000をかけて修復、敷地各所に案内板を立て、この療養所で生活した患者、医師、看護婦、患者の世話にあたった尼僧を記念する歴史遺産としてオープンした。挨拶に立ったレン・キーリー歴史遺産担当大臣は、「この療養所跡は北部準州の歴史の特別な一コマを保存している」と語った。この療養所が開所した当時、ハンセン病は不治の病と考えられており、患者は隔離するしかないとされていた。しかし、やがて効果的な治療薬の発見と実用化で全快した患者が社会に復帰していった。
 大臣は、「この療養所でライ病治療法にめざましい発展があった。この療養所で生活したことのある職員や元患者が今も準州で暮らしており、お互いに特別の結びつきを持っている。1956年から1982年まで療養所で患者の治療に努め、また新しい治療法をオーストラリアに導入したドクター・ジョン・ハーグレーブもこの日のためにタスマニアから飛んできた」と語った。
 また、準州政府のマリオン・スクリムガー副主席大臣は、「奇しくも、療養所跡が記念館として再発足する今年は、カソリック尼僧の『Daughters of Our Lady of the Sacred Heart』が北部準州に到着した日から100年目にあたり、その尼僧達は数十年にわたり、ノーザン・テリトリーのハンセン病患者のために尽くした。この記念館は、療養所で過ごした多くの人々の記憶をとどめる遺産となることと思う」と語った。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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