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政治 - 2008年5月29日

価格監視機関設立で政府窮地に

政府内部の異論が漏洩される
 WA州で実施されている自動車燃料価格監視機関「フュエルウォッチ」を、連邦政府が全国規模で実施したい意向を示していたが、マーチン・ファーガスン・エネルギー大臣が、「自動車燃料監視制度は、企業競争を阻害し、燃料価格を押し上げることになりかねない」と否定的だったことが漏洩されたメモで暴露された。また、4省庁からもフュエルウォッチに反対の意見が出されていたことが明らかになり、部内の反対を押し切って、無効な、または逆効果が予想される機関設立を強行する政府に批判が向けられている。
 ABCラジオに出演した連邦政府のクリス・ボウエン副財務相は、「ペトロール・ステーションが前日に予告した価格で販売することを義務づける『フュエルウオッチ』制度はWA州でよく機能している。この制度は消費者にできる限りの情報を送り、ペトロール・ステーションも売り上げを維持するためには前日に発表した価格を守ることに努力する。パースのペトロール価格は他の州都に比べれば平均して安いはずだ」と語った。
 しかし、野党の消費者問題スポークスマン、ルーク・ハーツァイカー議員は、「パースの燃料価格は主要首都圏ではいちばん高い」と発言、「われわれの見るところでは、むしろ価格を押し上げる傾向がある」と語っている。
 また、漏洩された閣議討議資料は、首相府で、「燃料価格高騰でカンタス航空はサービスと人員を引き下げている。フュエルウオッチはわずかながら燃料価格を押し上げることになるだろう」と予測していることも明らかになった。同様な意見は、予算省、産業省、資源エネルギー省からも出されていた。ウエイン・スワン財務相は、省からフュエルウオッチ設立の意見が出されていたことは認めたが、「豪競争消費者委員会(ACCC)が設立を支持しており、そちらの判断が優先した」と語っている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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