イスラム教学校建設計画却下
キャムデン町議会
5月27日夜、シドニー首都圏の南西にあるキャムデンの町の町議会は、Qu'uranic Societyが後援するイスラム教学校建設申請を却下した。
放牧場を建設用地として1,200人の生徒を収容する学校の建設計画申請が出された当時から、用地の柵の外に豚の頭2個を杭の上に置き、真ん中にオーストラリア国旗を立てるいやがらせや、住民の建設反対集会に白人優越主義右翼グループやキリスト教右翼議員のフレッド・ナイルズ州議会議員が人種排外主義、宗教偏見をあおるビラや演説を持ち込み、民族差別の様相を呈していた。
Qu'uranic Societyでは、土地環境裁判所に提訴する意向で弁護士とすでに打ち合わせをしているが、キャムデンのクリス・パターソン町長は、「公共交通も道路も整備されていない用地に1,200人の生徒が通うとなると、送迎の車で周辺の道路が混乱する。また、シドニー首都圏の農地が失われることになる。道路交通局、警察、NSW州第一次産業省も建設計画に反対していた」として、宗教、民族的な判断はいっさい行っていない」と否定しており、Qu'uranic Societyが用地を移して建設計画申請をするのは結構だ、またQu'uranic Societyにはこの問題を裁判所に提訴する権利もある。ただし、いかなる宗教であろうと問題の土地に学校を建てることは却下すると語っている。
しかし、元シドニー市長で現在はQu'uranic Societyの法律顧問を務めるジェレミー・ビンガム弁護士は、「町議会は、住民が宗教的偏見に基づいて建設反対したことに影響されている。申請却下に正当な理由があるというなら法廷で争うではないか」と語っている。2003年にシドニー首都圏北西部でムスリムの礼拝ホール建設計画が町議会で却下された時もビンガム弁護士が担当して提訴、裁判所で町議会決定が覆されたことがある。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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