年末までに炭素回収隔離ベンチャー入札
資源大臣が楽観的予測
5月23日付ニューズ・リミテッド系紙の報道によると、先週、連邦政府のマーチン・ファーガソン資源相が、世界初の「二酸化炭素回収地中隔離(CCS)」技術枠組みの法制草案を発表した。それによれば、CCSは、主に石炭火力発電所から排出される温室ガスを大気中に排出する前に回収し、そのガスを地層中に注入するというもので、注入隔離する地層としては何百万年間ガスや石油を閉じこめてきた透水性の低い帽岩(キャップロック)の下が選ばれる。23日、ファーガソン大臣は、今後数か月のうちに法案を完成するとしており、技術への投資と商品化を奨励するために企業の入札を求めるとしている。また、この技術は環境に与える影響も小さく、安全に炭素燃料を用いた火力発電を続けることを可能にすると語っている。入札にあたっては、価格だけでなく、二酸化炭素を地下に注入隔離する際の安全基準を満たす技術も審査する。
また、Geosciences Australia(地球科学オーストラリア)が、温室ガス隔離に適した地層をいくつも確定している。大臣は、「この目標はかなり大胆とも言えるが、成功すれば2008年中に注入隔離地域を設定し、具体化したい。二酸化炭素貯蔵の安全性で言えば、すでに石油やガスを長年にわたって貯蔵してきた地層だから間違いない」と語った。法制草案は、連邦議会下院第一次産業資源委員会に回されており、ここで徹底した審議を経て、2008年末までに法案として議会に提出される予定。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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