シドニー・フェリー公社総裁指名
公用旅費詐取有罪の元大臣
2008年4月、ジョン・ワトキンズNSW州政府運輸相が、年俸7万ドルのシドニー・フェリー公社総裁として、2007年12月に州営電力企業Transgridの重役職を辞職していたブライアン・ラングトン氏を指名した。
5月19日付フェアファクス系紙によれば、ラングトン氏は、1998年に腐敗摘発独立委員会(ICAC)により、公用のチャーター飛行機の料金で議会会計院を意図的に欺き、金銭的利益を得たと判断され、大臣を辞職した。しかし、ラングトン氏(60)は、州検察庁は、ICACが勧告した法的措置をすべて却下した。また、氏は、州最高裁で、ICAC判断にかかわるプロセスについて控訴したが、敗訴したと語り、「ICACは様々な法的措置を勧告したが、検察庁は動かなかった」としている。さらに、ラングトン氏は長年にわたって公共交通機関を運営した経験があり、「この仕事もシドニー・フェリーを走らせることだ」と語っている。また、ワトキンズ大臣も、マイケル・コスタ州財務相も、フェリー公社が民営化される可能性があり、ラングトン氏の職自体が短命に終わる可能性についても何の指示もしなかったとして噂を否定した。
一方、前シドニー・フェリー公社総裁で、NSWマリタイム最高経営責任者のクリス・オクセンボウルド氏は、3月28日付で辞職し、フェリー・サービスを運営する計画の民間企業トランスフィールド・サービシーズ社の報酬を受け取っている。オクセンボウルド氏はフェアファクス系紙に、「私がNSW州政府の下で働いたのはわずか2、3年のこと。インサイダー情報など何も持っていない。それも、ウォーカー・レポートに対して政府の態度を決定する作業を手伝っただけだし、公務員職を離れると決めた時は、ウォーカー・レポート内容検討に関わることをすべて辞退した」と語っている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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