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政治 - 2008年5月19日

連邦野党、燃料税切り下げで混乱

歳入コスト計算で党首が一人浮く
 5月予算案に対する野党保守連合のブレンダン・ネルソン自由党党首が演説し、「保守連合政権は18億ドルの予算でリットルあたり5セントの燃料税減税をする」と約束したが、16日になって、自動車燃料の消費税7億5,000万ドルを州に返還すれば、予算に対するコストは25億ドルに膨れ上がると認めた。
 さらに5月18日、ABCテレビに出演したネルソン党首は、2010年の次回選挙までに燃料税5セント引き下げのコスト計算を行うとして、「自由党と国民党の場合、いつもそうだが、政策立案の際にはコスト計算と予算を完全に組んでいる。財政予測を立て、この18億ドルをどこから持ってくるかをはっきりさせる」と語ったが、同じ保守連合のマルコム・タンブル財務スポークスマンがナイン・ネットワークに出演し、「自由党は野党であり、燃料税減税案はまだコスト計算を済ませていない。どこをどう節約するかなどということは政府でなければ出せない」と語り、さらに、「もし財源が他に見つからなければ220億ドルの財政黒字で補填することになる」と語った。
 ウエイン・スワン財務相は、「野党保守連合は予算黒字に大穴を開けた上にペトロール価格を引き下げる見込みさえない。そもそも、ペトロール価格を絶対に下げられるという保証はどこにもない。保守連合の経済手腕という信頼性が崩れた」と批判している。
 5月19日付オーストラリアン紙が、タンブル氏もピーター・コステロ前財務相も、「ネルソン氏の燃料減税案」は、害多くして益なく、保守連合の経済政策信頼性を下げるだけだ」としている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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