ラッド首相、福田首相と初会話
20分の電話で国際協力合意
APECで来豪した日本国首相は安倍晋三、APECを迎えた豪連邦首相はジョン・ハワードだった。2人ともすでにその役職にいない。連邦選挙勝利から約半年、ケビン・ラッド首相は、安倍首相の後継者福田首相とは話し合わないままで、野党保守連合から批判を受けていたが、5月15日になってようやく両者が電話で会話したと伝えられている。
電話をかけたのはラッド首相側で、サイクロン「ナグリス」で甚大な被害を出したビルマの状況について話し合った。ビルマは軍政下にあり、軍政は外国からの救援物資の受け入れはするが配給は国内の人員がするとして、熟練した災害援助チームや捜索救出専門家の受け入れも拒否している。実際には国内の人員による被災者救出も援助物資配布も進んでおらず、被災者は住居、食料、水もなく、しかも伝染病蔓延の危機にある。
ラッド首相のスポークスマンは、「両首相は、ビルマ政府を説得し、外国からの援助を受け入れ、救援物資の流通を迅速化するよう努力を続けることで意見が一致した。また、この危機にビルマ国民を支援するためできるところで協力しあうことに合意した」と述べた。ラッド首相は6月に日本を訪れる他、7月の北海道洞爺湖G8サミットにも招待を受けている。スポークスマンは、「首相は、訪日と豪日関係強化を心待ちにしている」と説明している。
野党保守連合は、捕鯨問題など重要な事柄についてラッド首相が受話器を取り上げ、福田首相に直接語るべきだと批判してきた。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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