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社会 - 2008年5月16日

カンタス整備士組合、職場放棄中止

バロウACTU議長仲介で妥結に向かう
 Australian Licensed Engineers Association (全豪航空整備士組合:ALAEA)カンタス支部の5%賃上げ要求に対して、カンタス経営者は3%賃上げで譲らず、交渉が暗礁に乗り上げたままで、組合は16日午後2時から6時まで4時間の職場放棄集会を計画していた。このストが実施されると航空ラッシュアワーにカンタス国内路線が大きく影響を受けることになるはずだった。
 15日午後、豪労働評議会(ACTU)のシャラン・バロウ議長が仲介に入り、「整備士組合は、賃上げ5%固守をあきらめ、3%から5%の間で合意する」と発表した。シドニーで報道陣に応えたバロウ議長は、「航空組合すべてに向け、来週ACTUに現れ、航空整備士組合の公正な賃上げ交渉を支援する方策を検討しようではないかと伝えた。それまで、整備士組合には16日の実力行使を中止するよう求めた」と伝えた。また、組合のスティーブ・パービナス全国書記長は、「組合カンタス支部は、追って発表があるまで、ストライキを延期する」と発表した。航空機は、整備士が整備完了の署名をするまで飛ぶことができないため、整備士の労使交渉力は強い。
 ストライキ中止は、カンタス社側にとっては運航取り消しの決定を覆し、乗客全員に予定通り運航の連絡を取るにはやや遅きに失したというところで、ジェフ・ディクソン最高経営責任者が声明を発表し、「影響を受ける予定の便の乗客に連絡を取り、他の便への振り替え手続きも済ませてしまった。ただ、輸送能力を回復するため、シドニー・メルボルン間に4便を臨時増便するつもりだ」と述べている。また、カンタス社がAAPに公開した社員宛のメモで、「ほとんどの乗客は予定通りに飛ぶことができるだろう」としている。また、スト破り雇用問題については、「組合が戦術をエスカレートするなら、会社も戦術をエスカレートする。どのような戦術を採るかは会社の決めることだ」と語った。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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