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司法 - 2008年5月10日

「義賊」詐欺師、金持ちを狙う

架空の高級ビーチフロント不動産
 5月9日、WA州パース地裁は、2006年8月から12月までの期間、28件の詐欺行為で金銭を詐取した容疑で起訴されていたゲイリー・ロス・マクドナルド(38)の裁判で、罪状を認めたマクドナルド被告に30か月の禁固を言い渡した。
 起訴状によると、マクドナルド被告はNSW州で実在の不動産代理業ライセンスのコピーを入手、その代理業の名前でビーチフロント不動産の短期賃貸をフェアファクス・デジタル・ウエブサイトに掲載、ウエブサイトの客から総額4万ドル以上をだまし取った。その手法は、いかにも本物と思わせるようなバーチャル・オフィス、電子メール・アライアス、ウエブサイトなどを巧みに制作し、旅客が架空の宿泊施設を予約し、前払いできるようにしていた。
 ウィリアム・ユー検事は、「被告は5つの州で前科があり、フェアファクスなら悪評を怖れて事件が公になることを抑え、被害者に損害を弁償するだろうと判断し、意図的に同社のウエブサイトを狙った」と論述した。マクドナルドの弁護人シェイラ・アムズデン弁護士は、「被告の手口は非常に高度で、よく考えられ、実行された。また、マクドナルドがフェアファクス社を狙ったのも事実だが、被害者をあらかじめ慎重に選んでおり、高齢者やハネムーナーなど弱い者をだますことを避けていた。また、フェアファクス社なら詐欺の被害者に弁償するだろうことを承知していたし、事実、フェアファクス社は被害者に損害を弁償した」と弁護、さらに、「被告は盗人かも知れないが、悪辣ではない。被告は、だまし取った金銭を、一部被害者が代替として借りた宿泊施設のアップグレードのために使っている」と述べた。
 裁判官は、フェアファクス社の信用を利用したと批判したが、「被告が一部の客には同情し、保証金を返済した」と述べ、禁固30か月とフェアファクス社への$42,723の弁済を言い渡した。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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