レーン・コーブ・トンネル通行量が低迷
ムーディ信用度格付け機関が警告
シドニー北のレーン・コーブ・トンネル有料道路を経営するコネクター・モーターウェイズ社は9月までにトンネル通行量が1日10万台に達すると予想していたが、現在のところわずか6万台にしかならず、むしろ微減していることが明らかになった。そのため、トンネルを避ける車両が車線を減らされた在来道路に集中することになっている。
5月9日、信用度格付け機関のムーディが、「ムーディは、同トンネル建設の負債を返済するのに十分な通行量になるとは考えていない」として、1か月の間に2度もトンネルの信用度を格下げした。トンネル経営会社は、予想通行量引き下げは不可避で、保証人になっているMBIA保険グループと話し合いを進めていると発表、「通行量が予想を下回るため、資本再注入もありえる」としているが、ムーディの格付け引き下げについては問題視していない。
同日、NSW州政府のエリック・ローゼンダール道路担当大臣がABCラジオに出演し、「トンネルは民間部門が資本融資を受けて建設したものであり、計画段階からリスクも引き受けている。現段階で、州の納税者にもドライバーにも負担が転嫁されることはない。また、トンネルが閉鎖されることもない」と語った。しかし、州野党のバリー・オファレル自由党党首は、「民間であろうと政府であろうと、このようなインフラストラクチャーが失敗すれば、必ず納税者がそのあおりを受ける。民間部門の手になるインフラストラクチャーが破綻するたびに、NSW州には投資するなという印象が強まっていく。NSW州政府と民間部門とが協力して進めたプロジェクトがいくつも失敗している」と批判した。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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