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政治 - 2008年5月08日

「クリーン・コールは豪経済繁栄に結びつく」

ロス・ガーノウ教授が講演
 5月7日午前、シドニーで開かれたNSW州クリーン・コール・サミットで講演した、連邦政府の気候変動アドバイザー、ロス・ガーノウ教授は、「石炭輸出価格の上昇は豪経済をうるおすだろう」と語った。
 さらに 「今年の石炭輸出価格上昇で、豪輸出総額は250億ドル膨張すると予測できる。我が国最大の貿易商品石炭だけでもこれほどの価格上昇があると、たとえばアメリカ合衆国への輸出総額の2.5倍もの輸出増収になる。アメリカが不況ぎりぎりのところにいるのに比べ、アナリストが豪経済の下降を予想しないのは石炭輸出の増収があるからだ。オーストラリアは、クリーン・コール技術開発の見通しが立つまで待っていられない。我々が、石炭と地球温暖化の関係という『不都合な真実』に効果的に対処できれば、将来のオーストラリアの繁栄にとって石炭が大きな役割を果たすことになるだろう」と述べている。
 また、NSW州政府のエネルギー鉱山資源担当のイアン・マクドナルド大臣が演壇に立ち、「将来の主流はクリーン・コールだ」と述べ、クリーン・コール技術反対派の行動にはがっかりだとして、グリーンピースの「偽りの希望」報告書を報道したフェアファクス系紙の記事に反論した。グリーンピースの報告書は、二酸化炭素隔離技術は、再生可能エネルギー技術の開発を阻害し、気候変動を遅らせるにも手遅れになるだろうとしているが、大臣は、「豪社会のエネルギー需要について冷厳な事実を直視しなければならない。もし、夜間に州民が電灯を点けていたいなら、2013年から14年頃までにはベースロード電力供給体制を完成しなければならない。モリス・イエマ州政府は、2件のクリーン・コール・プロジェクトに2,200万ドルを出資した。クリーン・コール技術と知識の発展は、NSW州経済にとって大きな利益をもたらす産業を支えている」と語った。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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