クレジット・カードでの支払いにPIN認証
レジの行列短縮に一役
オーストラリアは世界的にもクレジット・カード利用度の高い国で、「現金を持ち歩くのは物騒だから」という人が多い。しかし、スーパー・マーケットのチェック・アウトで10ドルや20ドルの買い物にクレジット・カードを使う人がいると行列の後の人はイライラが高じるばかりだ。クレジット・カードでの支払いで時間がかかる原因の一つがサインで、与信を受けると機械からレシートが1枚出てきて、客がそれにサインし、店員がカードの裏のサインと照合し、OKだとキーを叩いてようやく客に渡すレシートが出てくるという儀式のような手続きが客ごとに繰り返される。隣の小国ニュージーランドでさえすでに認証はPINを打ち込むだけで済むというのにクレジット・カード大国のオーストラリアが、と思う人も多いはず。また、ある調査では、カードのサインと違うサインを書き込んでも店員が調べもせずに通してしまうケースがあったと報告している。
オーストラリアでも一部の小売店ですでに試験的に認証にPIN打ち込み方式が採用されていたが、2008年6月4日を期して、全国60万のPOS端末でアメリカン・エクスプレス、ダイナーズ・クラブ、マスターカード、ビザのクレジット・カードにPIN打ち込みが開始される。ただし、従来通りのサインも有効。「Pen or PINプロジェクト」と銘打った、この切り替え作業のスポークスマン、サイモン・グレイグ氏は、「オーストラリア人は世界でも有数のクレジット・カード・ユーザーで、毎月1億1,800万件のカード決済が行われている。これでクレジット・カードやチャージ・カードでの買い物も支払いが迅速化される」と語っている。これでようやくオーストラリアもニュージーランドに追いつくことになる。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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