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経済 - 2008年5月31日

ANZはOpes Prime社の不正行為を知っていた

倒産したVIC州のストックブローカー企業重役が証言
 2008年3月27日に管財人の手に渡ったメルボルンのOpes Prime社に不正商行為と高利率のローンが浮かび上がり、直後から司直の手が入っていた。大手銀行が優先債権者になっており、1,200人ほどの小口投資家はすべてを失う可能性が高いと報道されている。
 3月当時、ビジネス・エディターのピーター・ライアン氏は、「管財人としてデロイット社が指名されたが、これは主力銀行で担保付き債権を握っているANZ銀行の決定であり、この場合にはOpes Prime社に残されている資産、この場合株式ということになるが、それをすべて売却し、ANZ銀行にとって最大の利益を図るということだ」と指摘していた。
 5月30日付フェアファクス系紙は、Opes Prime社の重役アンソニー・バンバーグ氏が同紙に、「ANZ銀行がOpes Prime社の投資客1,200人の資産を凍結し、売却する何日か前に、同社にはこれ以上貸すな。同社で詐欺行為が行われていたと警告した」と語ったと報道している。また、バンバーグ氏は、「ANZ銀行は初めから知っていた。私が教えたのだから」と語っている。3月のミーティングで警告したにもかかわらず、銀行はOpesに対して9,500万ドルの資本注入を行った。Opes Prime社の投資客は同社が預かっていた株式が自分たちの所有と信じ切っていたが、当時、Opes Prime社はすでに株式の名義をANZその他の銀行に引き渡しており、Opes Prime社が倒産した時には、客には何も残されていなかった。
 ANZ銀行が9,500万ドルの資金を注入した交換条件として、翌日には同銀行がOpes Prime社の預かっていた6億5,000万ドル分の資産を担保に取ることができた。この担保を利用して、3月27日に、デロイット社を管財人に指定したとしている。
 バンバーグ氏ともう一人の重役ジュリアン・スミス氏は、同社の不正商行為を3月9日と10日に知ったと確認している。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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