5月17日はフライング・ドクター制度80周年
デハビランドDH50機が初飛行
今から80年前のこの日、「Victory」号と名付けられた単発機が、QLD州西部ジュリア・クリークに着陸、100人ほどの地元住民の歓迎を受けた。これが後に「ロイヤル・フライング・ドクター・サービス(RFDS)」と改称される「航空医療サービス」の公式初飛行だった。それ以来、オーストラリア大陸遠隔地の人々の医療サービスにあたってきた。
RFDS全国会長のティム・フィッシャー元連邦副首相は、「RFDSは様々な困難を抱えている。たとえばWA州の鉱山ブームで遠隔地各地の人口が増えている。また定年退職後夫婦でキャラバン・パークなどを移動するグレイ・ノーマッズと呼ばれる人々の増加も遠隔地の医療サービス体制の変革を迫っている。オーストラリアのアウトバックは急激に変化している。遠隔地の観光事業が増えているだけでなく、田舎の道路事情を知らない人々がドライブする機会が増えており、RFDS出動も増えている。フライング・ドクター・サービスの50機の飛行機は休む暇もなく飛び立たなければならないことがある。
フィッシャー会長は、一般国民と企業に、フライング・ドクター・サービスへの寄金を呼びかけ、「フライング・ドクター・サービス創始者のジョン・フリン師の遺産は今も生き続けている。師は誇りを感じることができる」と語っている。また、ナイジェル・ミラン理事長代行は、「サービスはヨーロッパ大陸と同じくらいの面積をカバーしており、機体ももっと必要だ。特にWA州の鉱山ブームで遠隔地の鉱山の傷病者を救出することも増えている。フライング・ドクターがいなければ、大陸遠隔地に入っていってそこで働くことなど思いもよらないだろう」と語っている。また、RFDSは政府から一部補助を受けているが独立を保っていると語った。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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