カンタス、16日は間引き運航
航空整備士賃上げ時限スト
Australian Licensed Engineers Association (全豪航空整備士組合:ALAEA)カンタス支部は、5月16日午後に職場放棄の集会を開き、現在の賃上げ要求交渉の進展に従って戦術を協議する。そのため、同日のカンタス社の国内路線にかなりの支障が出る予定。
同組合は、新企業内労使協定で年5%の賃上げを要求しているが、カンタス経営者側は同社の基準給与体系を固守し、3%の賃上げを提示している。これまで交渉が続けられてきたが、現在交渉は暗礁に乗り上げたままになっている。カンタス社のジェフ・ディクソン最高経営責任者は、16日の午後2時から6時までの4時間の職場放棄の影響を最小限に抑える対策を取っているとして、「乗客への影響を最小限に抑えるため、国内路線の一部の運航を休止し、影響を受ける乗客には連絡を取り、乗客が予定通りに目的地に到着できるよう他の便に切り替える作業を行っている」と語った。また、組合がカンタスの安全問題を持ち出したことについては、「組合が賃上げ要求を強硬に打ち出している時に安全性という切り札を持ち出したのは偶然ではない。空の安全は当社の最優先課題であり、どんな場合でも安全性をないがしろにすることはありえない」と語っている。
15日付フェアファクス系紙は、海外で働いている非組合系豪人航空整備士に半年契約で10万ドルの報酬を提示し、スト破りをするよう勧誘していると報じた。ALAEAのスティーブ・パービナス全国書記長は、「この報道は、組合員がロックアウトされるという噂に真実みを加えている。スト破りの航空整備士はほとんどがマレーシアで働いており、ニューポート・アビエーションという会社を通じて雇われている」と語った。また、組合と会社の間で過去18か月に37回の協議を続けたが決裂したままだとしている。
カンタス社スポークスマンは、スト破り整備士雇用について、「現在のところ何も言うことはない」と回答している。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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