QLD州、鉱山会社訴えられる
マウント・アイザの鉱害事件
4月24日、マウント・アイザの6歳の少女が、鉱山から吐き出される鉛のために脳と神経系統の傷害を負ったとして、鉱山を所有するXstrata社とマウント・アイザ市、QLD州政府を相手取って訴訟を起こした。
訴えたのはステラ・ヘアちゃんで、訴訟は母親のダフネさんが代理して行った。スレーター&ゴードン法律事務所のダミアン・スカッティーニ氏が弁護人を務めており、「ステラさんに続いて今後さらに訴訟が増えるだろう。すでに何人もの親御さんから問い合わせを受けており、何人かと話を進めている」と語っている。
訴訟の前日23日には、Xstrata社のチャーリー・サーテン最高経営責任者が、「当社は善良なコーポレート・シチズンであり、マウント・アイザ地域社会の鉛レベルを抑制するため、州の保健当局や環境当局とも協力してきた」と語ったばかり。また、来月(5月)にはQLD州保健省が、マウント・アイザの1歳から4歳までの児童403人の鉛血中濃度検査結果を住民に発表する予定になっている。報告書では、403人中45人の児童で、鉛血中濃度が世界保健機関の定める最大許容量の血液1デシリットル(100ml)あたり10mgを上回っていることが明らかにされる予定。高い鉛血中濃度は行動や知能の発達を妨げることが知られている。訴状では、Xstrata社が所有するマウント・アイザ鉱山(MIM)が20年間にわたって鉛、ヒ素、カドミウムなどの有害物質で地域を汚染してきたとしており、そのためにステラちゃんが脳と神経系統の機能と発達に障害を受けたとしている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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