バヌアツを舞台に大がかりなマネー・ロンダリング
3か国で警察が家宅捜索
4月28日、マネー・ロンダリングに関わっていた容疑で、オーストラリア、ニュージーランド、バヌアツ3か国同時の家宅捜索が行われた。豪連邦警察(AFP)では、「大物を含め」さらに逮捕者が出る見込みと発表している。400人ほどが関わっていたとされる1億ドル規模のマネー・ロンダリングで、バヌアツ在住のオーストラリア人が起訴される見込み。この人物はシドニーで会計士を営んでいたロバート・エイジアス容疑者(58)で、総額100万ドルを超えるマネー・ロンダリング活動で連邦に損害を与えたとして、パースからシドニーへの送還命令が下りた。パース地裁に送還命令申請したAFPは、エイジアス容疑者は、客のビジネス収益1億ドルに対する所得税1,300万ドルの脱税を手伝ったとしている。そのために、2000年から最近まで総額で140万ドルの手数料を海外銀行口座を通して受け取っていた。オーストラリア国内の客は、事業上の支出と称してバヌアツやニュージーランドの銀行口座に送金し、そのうちからローンの形で手数料を差し引いた額をオーストラリアの銀行口座に振り込み、その返済分は税控除額とされていた。
連邦検事局(DPP)のポーリーン・コースト検事は、「エイジアスは、2000年11月以来、海外企業の口座名で49の銀行口座を開き、金を「洗濯」した後、客の口座に払い込んでいた。エイジアスは、客に$8,000の報酬、3%から6%程度の特別手数料、$A1,445の年間手数料を取り立てていた。そのために、顧客募集の手段として信用のおける友人の所有する企業を使った」と語り、また、エイジアスの20人の客のうち13人までは詳細な監査を受けたとしている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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