「中国企業の特別待遇はない」
豪企業買収問題にファーガソン資源大臣
4月27日、連邦政府のマーチン・ファーガソン資源大臣がABCテレビに出演し、「中国国営資源企業が豪鉱山企業の買収を計画していることについて、連邦政府が買収認可申請を取り下げるように指示したことはない」として、「外国人による豪資産買収については国益の観点から厳しい審査を実施しているが、中国企業だからといって特別扱いすることはない」と語った。大臣の説明は、先週、「オーストラリアン」紙が、「政府は内密に中国政府高官に働きかけ、買収認可申請を取り下げるよう圧力をかけている」と報道したことに反論したもので、大臣は、「中国はオーストラリア国内資産に投資しており、豪政府が却下することもあれば、国益の審査に適合するよう変更を要求することもある。日本や韓国などこれまで主要市場の企業がオーストラリア国内で投資する場合の条件と全く違いがない」と語っている。また、「オーストラリアは海外からの投資に開放しており、中国も、北米やヨーロッパあるいは世界のどの国とも同じ条件で投資する権利がある。ただし、我が国の資源が通常の国際市場の原則に基づいて開発され、販売されるよう、国益の観点で厳しい審査をするのは当然だ」と語った。さらに、「中国国営企業の投資の性格を考慮して、外国投資規則を変更することはありえるか?」との質問に、「中国からの投資だけでなく、世界諸国の政府系ファンドが介在している資源への投資については特に詳しく見ている」と語った。(訳注:原油値上がりや貿易黒字で国家資産が膨れ上がった国で国家資産を運用する「政府系ファンド(Sovereign Wealth Fund)」が設立されている。政府系ファンドの規模の大きさが金融市場を操作する可能性もあり、また、政府系ファンドに買収された自国企業がその外国の国益で操作される可能性も起きる)。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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