アルコール入り飲料の酒税引き上げ
若者のイッキ飲み対策の一環
「アルコポップ」と呼ばれる、酒類とソフトドリンクを混ぜた飲料商品がある。甘みがあって飲みやすいがアルコール分は意外に強い。このアルコポップ商品がティーンエージャーの飲酒癖を誘っているとする意見があり、連邦政府が、4月27日からアルコポップの酒税をイッキに引き上げ、商品によって30セントから$1.30程度の値上げとなった。
ナイン・ネットワークに出演したニコーラ・ロクソン保健相はジョン・ハワード前政権の政策を批判し、「8年前にハワード政権が、アルコール混入タイプのドリンクの酒税を引き下げたことが若者特に10代の女性の飲酒癖につながった。若い女性の飲酒傾向を遡ると、ハワード政権のアルコポップ酒税引き下げの2000年にたどり着く。それまで10代の女性の飲酒人口率は14%だったが、それ以後60%にまで増えた。この増税措置は、若者のイッキ飲み抑制の第一歩だ」と語り、「そもそも、ハワード政権がなぜアルコポップの酒税を引き下げたのか理解に苦しむ。圧力団体の働きかけがあったのだろうか?」としている。税率変更で、アルコポップのアルコール濃度をアルコール量に換算し、酒税をアルコール1リットルにつき$39から$67に引き上げることで、一般市販蒸留酒と同じ税率に引き戻した。ロクソン大臣は、「これまでの調査で、若者が価格に敏感だということが分かっている。アルコポップの価格が上がれば、若者のアルコポップ離れがあるだろう」と見ている。アルコポップ増税には、推定年20億ドルの税収増というおまけも付いているが、ロクソン大臣は、「税収増分を予防医療政策に振り向けることが決まっている」と語った。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
|