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社会 - 2008年4月25日

全国の児童の半分がヨード不足

発育障害などの原因に
 ニューズポル・リサーチ社が実施した全国調査によると、全国から17歳以下の児童を持つ親717人を対象にした聞き取り調査で、28%が食餌中のヨード分の栄養的重要性を知らないという結果が出た。また、ヨードについて聞いたことがあると答えた人でも栄養学的な重要性を知らず、78%の回答者が、ヨード分の多い食べ物を子供に与えることを考えたこともないという結果になった。
 栄養学者のカレン・インゲさんは、「オーストラリアの小学校児童の約半数が軽度または中度のヨード不足だ。ヨードは児童の発育に必須の栄養素で、特に心身の発達に重要な働きをしている。児童が十分なヨードを摂取することが大切だ」と語っている。
 2009年9月から、一般的に不足しがちな栄養素の補給のため、パンの製造にヨード強化塩を使い、葉酸を加えなければならなくなる。また、オーストラリア・ニュージーランド食品基準局(FSANZ)では、過去4年間に行ってきた公聴会の第4回目で最終回を準備しており、食品中のヨード添加を話し合うことになっている。ニュージーランドではすでにパンのヨード強化塩と葉酸添加を実施しており、オーストラリアでも2008年末までに保健大臣の認可がでる予定。日本国内の食生活では魚、海藻などを多食するため、ヨード不足がほとんどないが、オーストラリア在住で食生活が変わった場合には児童がヨード不足になる可能性がある。また、ヨード不足は甲状腺ホルモン欠乏症からクレチン症、精神発育障害などを引き起こす。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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