パイプライン埋設工事で被害があれば補償
脱塩淡水化施設の水道本管接続に
4月24日、モリス・イエマNSW州首相は、「シドニー市南方カーネルの脱塩淡水化施設から市内南部の水道本管に接続するパイプライン埋設工事で、もし民間住宅に工事被害が出た場合、州政府が補償する」と約束した。イエマ首相の約束は、州議会野党のアドリュー・ストーナー党首代行が「レーン・コーブ・トンネル建設初期に、作業ミスでトンネルの上の地盤が崩れ、上に建っていたアパートが傾く事故が起きた。淡水化施設のパイプライン工事でも同様の事故が起きない保証はない」と発言したことに対応したもの。アパートの地盤が崩れる事故は、2005年11月に起きたもので、地下工事のミスで幅10m、深さ10mにわたって地盤が崩壊、アパートの一部が壊れた。ストーナー議員は報道陣に対して、「窓ガラスがガタガタ鳴ったり、やかんの蓋が床にはねるようなら、建物の地盤や壁にもかなり深刻な構造的ダメージが起きていると考えられる。カーネルでは現実にそういう事態が起きている」と語った。イエマ首相がフェアファクス系ラジオに出演し、「疑いがあればエンジニアが建物の損害状況をチェックし、もし建物に被害が出ていれば補償する」と語った。
今週初め、ボタニー湾南岸カーネルの50世帯が抗議行動を起こし、「工事の振動で家屋に被害が出ないこと、最近工事の土砂がボタニー湾に流れ込んだが今後そういうことが起きないこと」などの保証を求めた。ストーナー党首代行は、最近の雨で水源ダムの水量は満水時の70%に近づいている。20億ドルで淡水化施設を建てる必要がないことを示している」と批判している。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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