豪中自由貿易交渉前進
上海の豪商工会議所でクリーン貿易大臣
4月18日、訪中のサイモン・クリーン貿易大臣が豪商工会議所上海支部で演説し、「豪中関係は好調であり、ケビン・ラッド首相の訪中が自由貿易協定交渉にも好影響を与えている。大小を問わず、また先進国か発展途上国かを問わず、国が将来の経済を安定したものにするためには貿易を発展させることが不可欠だ。中国との自由貿易協定(FTA)を実現することが我が国の将来の繁栄にとって重要だ」と語った。中国政権高官とは、FTA交渉再開について話し合い、前向きの感触を得た。また、全面的互恵的なFTA実現のためには、優れた商品、優れたサービス、投資、非関税、政府購入、知的財産、継続的交渉の7つの基礎分野の実現が不可欠だとの前提でも両者の合意があった。さらに、貿易政策には自由で開放的でアクセスしやすいという市場風土の創出に努力しなければならない。また、経済関係を緊密にするためには、投資の流れを改善することも重要だ。これまで、豪中の投資の流れは、貿易関係全体から見れば非常に小規模にとどまっている。2006年末までに豪企業は中国に30億ドル投資したが、同時期、中国の豪国内投資は34億ドルにのぼった。政府は、双方向の投資の流れ拡大のために努力する。中国側も、次回の交渉までにはオーストラリアに有利な関税率案を用意するつもりだと語っている」と語った。
ただし、オーストラリアに有利な関税率案も、中国とニュージーランドとの間で進んでいるFTA交渉が無事に合意されるまで、「オーストラリアに有利な関税率案」は望めない。2008年6月の会合以後今年中にもう2回のFTA交渉が予定されている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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