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政治 - 2008年4月16日

先住民族児童がモルモットに

「盗まれた世代」が証言、政府は調査に
 4月15日、ダーウィンで開かれていた「2008年 盗まれた世代補償法」の第一回上院調査委員会初日に、「盗まれた世代連合会」のカスリーン・ミルズさんが、「あの時期にアボリジニの子供にどんなことがあったか。その全容を知る国民は少ない」として、「当時、先住民族保護局に連れ去られたアボリジニの子供の一部がハンセン病治療薬の治験に使われ、治療薬に対する反応を調べるためにハンセン病の血清を注射された」と証言し、さらに、その事実を裏付ける記録を入手しようとしたが、これも妨害され果たせなかったと語った。ミルズさんは、「この事実はこれまで公表されたことがなかった。アボリジニの子供は親元から連れ去られただけでなく、利用された」と語った。調査委員会の後、ミルズさんは、「ダーウィンのカーリン・コンパウンドの雑役夫だった叔父が話してくれた。注射の後で子供たちはみんなひどい病気になった」と語った。ミルズさんは、治験記録はすべて保健省の文書としてしまわれているはずだ。政府にはこの記録の発掘をして欲しい」と語った。連邦政府のニコーラ・ロクソン保健相は、「省に過去の記録を調べるよう指示した。証言は非常に重大な内容だ。事実関係を明らかにするためできるだけのことをする」と発表した。この証言は、北部準州政府、連邦政府にも深刻な反応を呼んだ。また、盗まれた世代連合会だけでなく、民族和解を目指す全国ソーリー・デイ委員会も、盗まれた世代への補償金を要求している。一方、治療薬治験について、医療専門家は、「当時、アボリジニの子供を対象にした医療行為が誤解されたのではないか」と語っている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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