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司法 - 2008年4月15日

前代未聞の籠で現場検証、判事がキャンセル

ザ・ギャップのモデル殺害事件裁判
 1995年6月、シドニー東郊ワトソンズ・ベイに近い観光と自殺の名所「ザ・ギャップ」下の岩場でモデルのキャロライン・バーンさんが岩の割れ目に頭を突っ込む形で死んでいた事件で、バーンさんのボーイ・フレンドで、レネ・レブキン氏(後に自殺)の運転手を務めていたゴードン・ウッド被告の裁判は、裁判官や陪審団に現場の状況をよく理解させるためとして、マーク・テデスキ検事が、「ザ・ギャップでクレーンから吊り下げた籠に裁判関係者が乗り、下の岩場まで吊り下ろす」という前代未聞の現場検証を4月18日に予定していた。しかし、18日に現場検証を実施するために足場を設定しなければならない4月15日になって、バー判事が籠を使った現場検証の中止を指示、もし、検事がどうしても籠を使って現場検証をしたければ、その理由を文書にして提出するよう指示した。また、籠とクレーン以外の方法で現場検証する提案を盛り込んでも良いとした。裁判では、被告側はバーンさんの自殺を主張、検事側は死体の位置が崖から遠すぎて自殺には不自然、崖の上から力のある者に投げ落とされた、その力のある者がゴードン・ウッドだとしていた。また、犯行の動機も、レネ・レブキン氏と労働党の大物グレアム・リチャードソン氏らが所有していた印刷会社オフセット・アルパインが焼け、莫大な保険金がレブキン氏らの懐に入った事件の真相をウッド被告がバーンさんに教えたが、その後被告と被害者の仲が疎遠になったため、バーンさんの口から秘密がバレることを怖れた被告が口封じに犯行に及んだ疑惑が持たれている。被告はその後海外に移り住んでいたが、NSW州警察から逮捕状が出され、当時働いていたロンドンから引き渡された。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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