ネルソン、予算案提出までが挽回のチャンス
支持率どん底の党首に野党部内騒然
世論調査で、ケビン・ラッド連邦首相の「連邦首相適任度」が70%を超えているのに対し、野党保守連合のブレンダン・ネルソン自由党党首の「適任度」は9%、7%という最低線をさまよっている。
ネルソン党首は、この2週間ほど、全国で集会を開いて国民の意見を聞く行脚を続けているが、野党の長老政治家でさえ、「国民がネルソン氏の言葉を聞こうとしない」現実を認めている。しかし、保守連合の幹部議員で連合の戦略家アンドリュー・ロブ議員は、「党はネルソン党首に借りがある。党首が支持率を挽回するまで時間を与えてやって欲しい」と語っている。ロブ議員自身は2007年11月の党首選びで、ネルソン氏のライバル、マルコム・タンブル議員に投票したが、現在は、「自由党内に党首交代の気分は生まれていない」としており、「腰を据えて、ブレンダン党首に機会を与え、彼の下に結束することがブレンダン氏のためであるだけでなく、党のためでもある。我々の究極的な真価は、政府に政権責任を果たさせることにある。5月に予算案が出され、現実政策が進行すれば、我々も現政府の政策実行力を測ることができるし、有権者も我々の実行力を測るだろう」と語った。ロブ議員だけでなく、保守連合国民党のウォレン・トラス党首もネルソン党首の全国行脚が成功していないことを認めているが、やはり、「ネルソン党首が有権者の支持率を回復するまで時間を与えるべきだ」と語っている。保守連合の自由・国民合併問題は、VIC州ギップスランドの中間選挙に自由党のビル・ヘファナン上院議員が両党公認で立候補するとしていたが、国民党が元ジャーナリストで政治参謀を務めたことのあるダレン・チェスター氏を単独後任すると発表したため、合併は再び暗礁に乗り上げたことになる。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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