ロンリー・プラネットに剽窃疑惑
執筆者、「私は現地に行く費用ももらっていなかった」
世界中を網羅する貧乏旅行ガイドブックの先駆けとして、日本にもいくつか同様の出版物が生まれる引き金となった「ロンリー・プラネット」シリーズは、世界で最高の発行部数を誇るオーストラリアの出版物だろう。
しかし、4月12日付ニューズ・リミテッド系紙の報道によると、ロンリー・プラネット・シリーズ執筆者の一人で、1ダースを超えるガイドブックに書いてきたトーマス・コーンスタムさんが、内容の剽窃とでっち上げを告白し、「シリーズのコロンビアの巻に書いた時には、コロンビアに行ったこともなく、アメリカの自宅に居て書いた。コロンビアに行けるほどの金も払ってくれなかった。サンフランシスコの自宅で書いたし、コロンビア国内の情報は、当時よくデートしていた女性がコロンビア領事館に見習いとして勤めていたので、彼女から教えてもらった。出版社は、執筆者にろくな金も払わず、それでちゃんと取材して書くことを期待するのだろうか」と語っている。また、出版社は、執筆者の中立性を守るため、業者などの接待旅行を禁じているが、過去に無料旅行を受けたことがあると告白している。コーンスタムさんの告白は、世界中のバックパッカーや貧乏旅行者にバイブルのように尊敬され、世界中で年間600万部を売るロンリー・プラネットの汚点となるものだ。しかし、同社もコーンスタムさんが執筆したガイドブックをすべて審査したが、情報の間違いはまったく見つからなかったとしている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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