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政治 - 2008年4月27日

NSW州高校長会議が「教室にビデオ・カメラを」提案

政府、教職員組合、父兄市民協議会、野党は反対
 4月27日付サン・ヘラルド紙は、NSW州高校長会議が、連邦政府に、「教職員勤務評定の手段として各教室にビデオカメラを設置し、教員の能力査定の資料とする」ことを提案する計画だと報道した。連邦政府は現在40万ドルを計上して、「教職員の昇給基準を定める」方法を開発している。高校長会議の案に対して、NSW州父兄市民協議会連合会は「生徒のプライバシー侵害だ」と批判している。高校長会議案は、アメリカで実施されている方法を下敷きにしたもので、教師が生徒の家族、社会、他の教師と協力して生徒の学習能力を改善した度合いを判定するためにビデオを用いるというもの。NSW州の教室には新型のSMART黒板にビデオ・カメラを設置したものがあり、教師の授業態度を記録するのに転用することもできるとされている。NSW州高校長会議のジム・マカルピン会長は、「会議はこの案を支持している」と語った。NSW父兄市民協議会のダイアン・ギブリン会長は、「誰が、じっと座って記録ビデオを何時間もチェックするつもりなのか? 勤務評定するならもっとましな方法があるだろう」としている。また、NSW州政府のジョン・デラ・ボスカ教育相のスポークスウーマンは、「NSW州教職員研究所がアメリカのモデルを検討し、NSW州の実態には合わず、使いようがないと結論した。NSW州政府は高校長会議案を採用するつもりはない」と語っている。全豪高校長連合会のアンドリュー・ブレア会長は、「ジュリア・ギラード教育相には、アメリカ・モデルも一案として提出する。連合会としては、学校の試験結果よりも『もっと客観的』な判定資料を探している」と語った。野党自由党のブレンダン・ネルソン党首は、「ビデオ・カメラで教職員の成績を評価するというのはやりすぎではないか。もっと他に実用的な方法があるはずだ。視学制度を設置するという方法もあるはずだ。また、教師同士の相互評価も必要だと思う。また、父兄、生徒のフィードバックも教職員の勤務評価に重要だ。しかし、テレビ番組のビッグ・ブラザーのようなビデオ・カメラだけはいただけない」と語った。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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