シドニー鉄道局「400人人員削減」
経営側は、「組合の賃上げ戦術」と反論
4月28日付デイリー・テレグラフ紙は、「シティレールが駅員の削減を計画しており、機密で作成された肩たたき対象職員のリストを本紙が入手した」と報道しており、シドニーのほとんどすべての鉄道駅から切符販売窓口や改札口の駅員400人が人員整理されることになるとしている。
まずシティレールの経営陣が2008年の労使交渉で駅員111人の整理が持ち出され、その影響は比較的乗降客の多い市内地域の駅にも広がるとされており、大きい駅でもブラックタウン駅では10人、パラマッタ駅で11人、ニューカッスル駅4人など軒並み人員削減の対象となる。最近鉄道市電バス労働組合が実施した調査では、2007年以来、乗車券販売機の信頼性が低いために乗車券販売窓口に並ぶ乗客が増えており、列が伸びているという結果が出ている。同組合は、「この合理化は、生産性向上が何も分かっていない経営者が思いついたこと。人員が減らされれば乗客サービスが悪化するだけ」と語っているが、レールコープのスポークスマンは、「人員削減は、安全、運営、顧客サービスなどの基幹業務に影響しない部分で行う」と反論している。
NSW州政府のジョン・ワトキンズ運輸大臣は、「人員整理草案をメディアに漏らしたのは、労働組合の賃金交渉戦術」と反論しており、さらに、「人員整理案は大臣のところまでまだ届いていないが、もし人員整理がサービスに悪影響を及ぼすようなら、大臣が認可しない。常に生産性向上を心がけなければならないが、今、公共交通機関に乗り換える乗客が増えている時に、乗車券販売窓口の人員を減らすことは考えられない」としている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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