VIC州、マレー・ダーリング水系救済案呑む
連邦州政府会議で
3月26日、SA州アデレードで開かれた連邦州政府会議(COAG)に先だって、ケビン・ラッド連邦首相とジョン・ブランビーVIC州首相が会談し、ブランビー州首相が、ジョン・ハワード前政権時代に対立したまま持ち越されていたマレー・ダーリング水系プロジェクトに合意するとして、同水系管理の連邦政府移管の最終的な障碍が取り除かれた。ブランビー州首相は、ハワード前政権が2007年1月に100億ドルのプロジェクトを示しながら、妥協を拒んだため、VIC州だけがプロジェクト承認できなかった諸点についてラッド首相が柔軟な態度を示したため合意することができたと語り、「ハワード政権は、ともかく水の割当てを買い上げることにしか興味を示さなかったが、現実問題は節水インフラストラクチャーに莫大な投資をしなければならないということだ」としている。VIC州の合意で、マレー・ダーリング水系局とマレー・ダーリング水系委員会は合併し、全国単一の独立機関になる。従って、連邦政府は、マレー・ダーリング水系局の名で統一された独立諮問機関の勧告に従って水系内の水系利用者の取水量上限を決めるなど、水系全体を管理する権限を握る。また、州政府は全国水資源計画を審査する権利を持つが、最終的な決定権は連邦政府の水担当大臣(現在はペニー・ウォン議員)が握っている。また、アデレードは上水道水源をマレー川に負っているため、上流のダムに十分な水量を貯水するなどSA州の特別な権利その他人間生存に必須の取水権を設定する。また、年間の取水割当量、水源涵養などの決定は従来通り州政府が担当する。26日の話し合いでは、VIC州は、「VIC州フード・ボウル近代化プロジェクト」の第二段階に連邦政府から10億ドルの投資を引き出したとされている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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