グッド・フライデーを廃止し、民族和解の日に
キリスト教聖職者が提案
グッド・フライデーは、日本語では聖金曜日、聖大金曜日、受苦日、受難日などと訳されており、イエス・キリストが刑死した日を祈念するもので、多くのキリスト教国で今なお法定祝日になっており、オーストラリアでも祝日だが、政教分離の原則をタテマエとする民主主義世俗国家にはそぐわないという意見も出ている。しかし、3月20日、メルボルンはカールトンの合同教会「万国民の教会」のジョン・エバンス聖職者は、「グッド・フライデーはキリスト教徒以外には宗教的な重要性を持たなくなっている。また、現代オーストラリアは多文化、多宗教共存の社会であり、グッド・フライデーを公休日にすることは不適切ではないか」と語った。エバンス博士は、ケビン・ラッド連邦首相が民族和解に向けて先住民族に謝罪したことを高く評価したが、「見渡してみれば、先住民族アボリジニがこの国に占める位置を明確にする公休日が一つもないではないか。グッド・フライデーに限らず、どの日が民族和解記念日になってもいい。それはアボリジニの人々が決めてもいい」として、「グッド・フライデーが公休日でなくとも、キリスト教徒にとってその意味は少しも損なわれない。むしろ、民族和解に向けた公休日こそ必要だ」と語った。しかし、カソリック教会のクリストファー・プラウズ・メルボルン副司教は、「民族和解は国にとって重要な問題で、記念日を作ることには異議はないが、グッド・フライデーにそれを設定するのは、問題を逸らすことになりはしないか」と反論した。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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