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社会 - 2008年3月18日

食品標準規格機関、発酵食品に注意報

発ガン性を格上げ
 3月17日、オーストラリア・ニュージーランド食品規格局(FSANZ)は、パン、ヨーグルトワイン、酒、醤油など食品特に発酵加工された食品、保存食品に自然に含まれているカルバミン酸エチル(EC)の摂りすぎに注意するよう注意報を出した。この措置は、2007年に国際ガン研究機関(IARC)が、発ガン物質の分類で、ECを「人に対して発ガン性があるかも知れない」から「人に対しておそらく発ガン性がある」に格上げしたことを受けたもの。同局は、「ECに関する資料が増え、それに伴ってその発ガン性も明らかになりつつあり、EC含有率を知って摂取量を制限することが望ましい。ただし、国際機関の発表と独立して同局が2007年に、QLD州、VIC州、WA州から集めた225品目の食品・アルコール・サンプルのEC含有量を分析した結果、ECが見つかったのは醤油だけだった。また30種のアルコール飲料のうち、ECが見つかったのは日本酒、シェリー、ポート・ワインなど13種類だけで、それもきわめて低い含有量だった。FSANZでは、「海外の調査と比べた場合、デンマークやイギリスの調査結果と比べてもオーストラリアの食品のEC含有量はきわめて低い。従って、オーストラリア国民の食品消費傾向から見て、ECによる健康や安全のリスクはほとんど無視できる。また、日本酒を除くほとんど全てのアルコール飲料も愛飲家を含めてECによる健康や安全のリスクは無視できる」としている。(訳注:記事では醤油と日本酒のEC含有量が他の食品に比べて高いとされているが、せいぜい日に数グラム以下の摂取量の醤油と、人によっては100g単位で摂取するパンやヨーグルトとのEC含有率だけで騒いだり、アルコール飲料のアルコールの害を無視してECの害だけを取り上げて不安になることはあまり健康的ではない)。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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