HMASシドニーとコモラン、戦争墓地保存
日本軍特殊潜航艇とほぼ同じ扱いに
Finding Sydney Foundation(HMASシドニー捜索財団)のチャーターした深海探査艇「SV Geosounder」の収集したソナー・データから、ドイツ海軍補助巡洋艦「コモラン」に続いて、3月16日、コモランと刺し違えて沈没した豪海軍軍艦(HMAS)「シドニー」と思われる船体の存在が確認された。コモランがオランダ商船に偽装していたとはいえ、なぜそれほど簡単に攻撃を受けたのか、また、後に救助されたコモランの乗組員は、「シドニーはコモランの南方で燃えながら沈んだ」と語っているが、なぜ乗組員645人の誰も救命ボートで脱出できなかったのかなど謎はいくつもあり、Geosounderが来週からビデオ撮影する予定になっており、ビデオから何らかの手がかりが得られることが期待されている。コモランを発見したGeosounderが、コモランから放射状に南の海底を探査していて約12カイリの地点、水深2500mの海底にHMASシドニーとおぼしき船影を発見した。船体は沈没の原因となった後部の折損が見られ、海底に鎮座している。連邦政府はシドニー発見の報と同時に両艦の残骸を「歴史難破船保存法」の対象に指定し、とりあえず残骸を破損することはもとより、触れることも禁止した。両艦とも戦争墓地に指定される見通しであり、政府も連邦歴史遺産への登録を検討している。財団のテッド・グレアム会長は、「船は深海にあること、また、財団の方針として、船体には大勢の兵士の遺骨が眠っているはずであり、そのままそっとしておくことが望ましい」と語った。また、ABCテレビに出演したマルティン・ルッツ・ドイツ大使は、「我が政府も、両艦が沈んでいる地点が保護され、尊厳が保たれることを希望している」と語った。シドニー乗組員の遺族は、新たな悲しみ、驚きと同時に安堵の気持ちを語っている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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