国民の同情度
豪赤十字の調査
2月29日、豪赤十字は、1,215人を対象にした世論調査を行い、社会グループとしてどのような人々がもっとも援助を必要としているかを訊ねた。その結果、回答者の89%が一人暮らしの老人は今以上の援助を必要としていると答えた。次いで回答者の88%が精神病患者にも社会の援助が必要と考えていることが分かった。第3位は84%でホームレスの人にもっと社会の援助が必要という結果になった。第4位には貧困生活を送っている人々に社会の援護が必要と答えているが、それに比べると先住民族アボリジニへの援助が不足だと考えている人々はわずか57%、難民希望者にいたっては、今以上の支援が必要と考えている回答者がわずか39%だった。現実に、過去1年間に国民個人個人がもっとも援助努力を行ったのは重大事故や天災など緊急事態や災害の被害者であり、難民、社会的不利益を受けているアボリジニへの援助はもっとも少なかった。同じ調査の質問から、回答者の半数近い45%が、「オーストラリア社会は10年前と比べても、弱者に対する人々の思いやりがなくなった」と考えていることも明らかになった。豪赤十字社のデール・クリーバー最高経営責任者代理は、「国民の間で、社会的弱者に援助の必要があると考えていることと実際に援助を行うこととの間にギャップがある。おそらく膨大な援助ニーズに圧倒されてしまって何をしていいか分からないのだろう。しかし、社会的弱者を援助するのはそれほど難しいことではない。赤十字は援助したい人たちと援助の必要な人々の間で活動している。水害支援活動でもいいし、赤十字の募金に対して寄付するだけでもいい」と語っている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
|