「利上げのみでインフレを抑えるのは問題」
NAB経営者、連邦銀行のインフレ対策に異議
豪経済のインフレ傾向はとどまるところを知らず、潜在インフレ率は3%をはるかに超えている。そのため、2月初旬に利上げしたばかりの連邦銀行(RBA)は、3月4日の理事会でも続けて利上げすると予想されているが、2月25日付ニューズ・リミテッド系紙によると、ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)のジョン・スチュアート最高経営責任者は、今年にもう2回の利上げがあり、来年になってようやくインフレも沈静化の兆しを見せ始めると語り、さらに、「世界的なインフレは現実的な不安要素であり、利上げで対応する方針を抑えれば、インフレが手に負えなくなると怖れる気持ちもよく分かる」と語った。利上げは過去2年間で6回も実施されており、政策金利をじりじりと引き上げている。スチュアート氏は、「問題は、豪経済は単独経済ではないということだ。WA州はまだまだ大ブームを続けることだろう。しかし、NSW州やVIC州では既に度重なる利上げとインフレで生活が逼迫している人たちがいる。利上げが繰り返されればその人たちがますます苦しむだけだ。RBAが引き締め過ぎになることは大いにありえる。利率というのは鈍器だ。銀行としても社会的な意味合いでも影響波及を覚悟しなければならないと語っている。さらに、「民間銀行が、RBAの政策金利とは無関係にこれ以上住宅ローンの利子引き上げを行うことはないだろう。全くないとは言わないが、おそらくないだろうということだ」と語った。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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