「石油を発見するか、損失を続けるか」
石油業者協会の調査報告書
2月24日付フェアファクス紙は、豪石油生産探査協会の報告書の内容を掲載した。報告書によると、国内の石油・ガス推定埋蔵量の約4分の1しか探査されておらず、このまま大規模な油田またはガス田が発見されなければ、オーストラリアは貿易とエネルギーの危機に直面する。2000年にはオーストラリア国内の原油・液化ガス生産量は消費量の100%に相当していたが現在は60%程度に下がっている。また、マーチン・ファーガソンエネルギー担当大臣は、エネルギー生産者を援助するため、経費のかかる探査プロジェクトのインセンティブ政策を実施する用意があると語った。また、オーストラリアは2015年頃には石油と液化ガスで年間270億ドルにのぼる貿易赤字をこうむるだろうと述べると同時にバス海峡の新たな探査も始まったと語った。ファーガソン大臣は、「いかにもそれと分かる堆積盆地や採掘が簡単でコストもかからない有望な油田は既に探査されきっているが、オーストラリアにはまだ探査の終わっていないフロンティアがたくさんある」と述べている。一方、報告書の著者で地球科学者のトレバー・パウエル博士は、「膨大な石油賦存量がまだ手つかずのままだ。オーストラリアには50箇所を超える堆積盆地があり、そのうち12箇所は石油またはガスを産出している。また4箇所は賦存量が採算に合わないと判断された」と語り、さらに、「国内の石油生産地域はすでに成熟しきっており、かなりの規模の石油埋蔵量が新規に発見されない限り、石油生産量の減少は避けられない」と語っている。現在有望な油田としては、アラフラ海海底、ロード・ハウエ大陸棚のファウスト、キャペル、フェアウェイ海盆、タスマニア島南部などがある。また陸地ではキャニング、ジョージナ、ウォーバートン、ダーリング、ガンネダ、シンプソンなどの盆地がある。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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