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国際 - 2008年2月22日

故障人工衛星を太平洋上から撃墜

WA州は、スカイラブの二の舞を懸念
 アメリカが打ち上げたスパイ衛星が音信不通になったまま地上250kmを周回していたが、機密対象のスパイ衛星という上に、タンクにはロケット推進薬として500kgのヒドラジンが残っていた。ヒドラジンは水素と窒素の化合物で引火性が強い上に生物に対する毒性も強い厄介な化合物。そのスパイ衛星が大気圏突入に近づいていたため、米ペンタゴンは迎撃ミサイルで人工衛星を軌道上で爆破、細片が大気中で燃え尽きることを期待している。2月21日発表によれば、米海軍のイージス艦から発射されたStandard SM-3ミサイルが太平洋上空で衛星に命中したが、タンクが破裂したかどうかは24時間待たなければ判明しないとされている。米政府高官は、衛星が目的通りに破砕されていれば、大部分の破片は24時間から48時間以内に燃え尽き、残りも40日以内に大気圏に突入して燃え尽きるとしている。広大な面積のWA州では、アラン・カーペンター首相が、「WA州にとって衛星破壊は真剣な問題だが、問題なく処理されることと信じている。州の職員が連邦政府と米政府とも話し合っている。30年前のスカイラブのような失敗がないことを信じている」と語った。1979年、米初のスペース・ステーション、スカイラブが打ち上げから6年後に大気圏に再突入、いくつかの部分に分裂したが、燃え残った残骸がWA州のエスペランサ付近に落下した。この事故は世界中のメディアで伝えられ、アメリカでは、スカイラブの破片を真っ先に持ち込んだ者に1万ドルの賞金を払うと発表した新聞社もあった。最近では中国が自国の人工衛星を撃墜し、人工衛星軌道高度にごみをまき散らし危険を増加させたとして世界中の非難を受けた。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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