豪政府、コソボ独立を公式承認
セルビア大使召還必至
コソボ政府がセルビアからの独立を宣言したのを受け、2月19日、豪政府はコソボを独立国として承認、速やかに外交関係を結ぶことを約束した。アメリカ、イギリス、フランス、ドイツその他の西欧寄り欧州諸国も既に承認を宣言しているが、セルビアは反対、セルビアに近いロシアも反対、国内に分離独立運動を抱える中国、スペイン、スリランカ、インドネシアなどの他、周辺諸国も未定または非承認を決定している。セルビア政府は、コソボ独立を承認した国から外交官を召喚すると発表しており、また国内では大セルビア主義ナショナリストの暴動が発生している。ロシアは国連安保理事会でコソボ独立無効の決定引き出す動きを計画している。スティーブン・スミス外相は、「オーストラリアはコソボ住民の決定を尊重する。ユーゴスラビア連邦はスロバニアが独立した後、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビアの独立では三つ巴の凄惨な殺戮戦になり、NATO軍の介入でセルビアのナショナリズムが屈辱をなめる形で集結した。その後はマケドニアも独立、モンテネグロはセルビアとつかず離れずの関係を保つことで平和を維持したが、1990年代に住民の90%を占めるアルバニア系住民を政権を握る少数派のセルビア系が政治的に抑圧したため、アルバニア系の独立武装運動とセルビア系住民、セルビア軍との間に再び凄惨な殺戮戦が起き、米英軍の空爆で戦闘が終結、国連監視下に置かれていた。スミス外相は、「コソボとセルビアは相克を平和的に解決してほしい」と語っているが、コソボはセルビア人ナショナリストにとっては12世紀セルビア王国発祥の聖地、セルビア政府が引き下がれば、政府が国民の突き上げを受けることは確実で、このままセルビアが引き下がると予想する者は少ない。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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