労働党政権、外交方針を大きく転換
アジア太平洋、国連、多国間主義
2月10日、ABCテレビに出演したスティーブン・スミス外相は、新労働党政権が、外交政策でもジョン・ハワード前政権の方針から大きく方向転換することを表明した。まず、「オーストラリアは多国間主義これまでよりももっと多国間主義的な方針を採らなければならないと考えている。まずもっと国連という場で活動しなければならないし、国際問題では国連がもっと中心的役割を担うべきだと考えている。また、豪政府は、国連安保理事会を改革し、インドと日本を理事国にするという方向を推進している。オーストラリアは日本の捕鯨に反対する外交的キャンペーンを続けていくが、同時に日本との強力な経済・安保・戦略上の絆を保っていくことが大事だと考えている。「アジア太平洋地域を考えた場合、日本は長年にわたってオーストラリアのもっとも強力な友好国だったし、オーストラリアがアジア太平洋地域で活動する際にも日本がもっとも強力にサポートしてきた。同時に、アジア太平洋地域で日本は不可欠な勢力になってきている」と語り、「政府は、日本との関係が単に貿易や投資にとどまらず、安全保障においても戦略においても非常に重要なパートナーシップとなっていると評価している」としている。また、軍縮や核非拡散問題でもっと強力に活動していくことが優先課題だとして、「周辺地域のことも忘れるわけにはいかない。アジア太平洋地域の問題、特に不安定な太平洋島嶼国の問題をもっと引き受けていくことが必要だ。特にソロモン諸島や、パプア・ニューギニアとの関係では、オーストラリア連邦政権交代を潮に新しく関係を築き直すことが可能だと思う」と語っている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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