ABC放送理事会を独立パネルで選任
ハワード政権時代の超保守化に懲りて
労働党政権時代にも見られたが、ジョン・ハワード前政権時代には通信大臣が「ABC放送は左翼偏向」と発言し、調査で偏向は見られないとの結果が出されると今度は学界やメディア界でかなりの論議を呼んでいる超保守系人物をABC放送の理事会に多数送り込むなどABC放送の政治道具化が極端になっていた。そのため、労働党政府は国営放送の「非政治道具化」を約束していた。2月18日、スティーブン・コンロイ通信大臣は、「政府から独立した識者のパネルを設立し、そのパネルがABC放送理事会理事の選任を担当する計画を発表した。この計画では、理事会に空席ができると、パネルが適任候補者のリストを通信大臣に提出する。もし大臣が、パネルのリストから理事を選ばない場合には、大臣は議会でその理由を説明しなければならない。18日の上院予算委員会でコンロイ大臣は、「パネル・メンバー選定と任命の作業を進めている。4週間から8週間程度で決まると思う。応募者数によってはもう少しかかるかもしれない。政府としては理事会メンバー選任プロセスを厳正中立なものにしたい。選任プロセスでは厳正に実績を基準にして選び、またパネル・メンバー資格規準についても間もなく発表できると思う」と語った。ただし、パネル・メンバーの最終的選任はコンロイ大臣が行うことになる。また、新計画では、政治化経験者および政治家政党職員経験者のABC放送理事任命は禁止される。また、ABC放送会長職は、首相と野党党首の双方が共同で任命する。この理事会選任手続きは、イギリス国営放送(BBC)理事会選任の手続きと似ている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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